Logos. Internationale Zeitschrift für Philosophie der Kultur.
Unter Mitwirkung von Rudolf Eucken, Otto von Gierke, Edmund Husserl, Friedrich Meinecke, Heinrich Rickert, Georg Simel, Ernst Troeltsch, Max Weber, Wilhelm Windelband, Heinrich Wölfflin
herausgegeben von Georg Mehlis

Tübingen: Verlag J. C. B. Mohr (Paul Siebeck)

『ロゴス ―― 文化哲学にむけての国際雑誌』
協力者:オイケン、ギールケ、フッサール、マイネッケ、リッケルト、ジンメル、トレルチ、ヴェーバー、ヴィンデルバント、ヴェルフリン
編集:ゲオルク・メーリス

「本誌『ロゴス』は、国ごとの編集局に分かれる国際的な委員会によって運営されることになる。……さしあたりドイツ語版と並んでロシア語版を発行する。……近い将来、さらに他の国の編集局を設ける予定であり、ここに名を連ねているドイツ人やロシア人寄稿者のほかにも、すでに他の国の指導的学者が協力を承諾している。フランス語版には、アンリ・ベルグソンとエミール・ブートルー、イタリア語版にはベネデット・クローチェとベルナルディーノ・ヴァリスコ、アメリカ版にはフーゴー・ミュンスターバークとジョシア・ロイスが予定されている」(第一巻巻頭言)。

『ロゴス ―― 文化哲学のための国際雑誌』は、このような国際的雑誌、しかも「文化哲学」という統一理念を掲げた雑誌として1910/11-1933のあいだ、人文系の代表的研究者を結集して公刊された。しかし、1933年を最終巻として、翌1934年から雑誌タイトルを換えて、『新ロゴス』が公刊される。その正式名称は『ドイツ文化哲学雑誌』である。もちろんここに影を落としているのは、1933年のナチスの政権掌握である。「国際雑誌」が「ドイツ文化哲学雑誌」に切り詰められ、初期の理念を失うにいたるのである。

「ある意味では、『ロゴス』所期の理念、すなわち事実上『ロゴス』を創刊に導いたといえる新カント学派が代表していた理念とともに、ある時代全体の希望がここに潰えたとも言えるのである。その限り、『ロゴス』の運命には、ドイツの文化および学問の運命、その青春期の輝きと失意とが反映している」(ホーマン)。

 

第1巻

リッケルト「哲学の概念」
ブートルー「科学と哲学」
ジンメル「死の形而上学」
クローチェ「いわゆる価値判断について」
フォスラー「文法学と言語史」
ツィーグラー「造形芸術と自然の関係」
クローナー「ベルクソン」

「ロシア語版『ロゴス』への序文」
トレルチ「キリスト教の将来の可能性」
ヴィンデルバント「文化哲学と超越論的観念論」
ヴァリスコ「主体と現実性」
ジンメル「ミケランジェロ」
コーン「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代について」
ヨエル「現代の思考の危険」
シュテプン「フリードリヒ・シュレーゲル ―― 生の哲学への貢献」
フッサール「厳密な学としての哲学」
シュトゥルーベ「国民経済学の基本的モチーフ」
コルネリウス「物自体の認識」
ツィーグラー「ヴァーグナー」
カイザーリンク「体系の心理学」


第2巻

ジンメル「文化の概念と文化の悲劇」
リッケルト「一者、一性、一 ―― 数概念の論理学への註記」
ルカーチ「悲劇の形而上学」
ヘッセン「神秘主義と形而上学」
ヴァイツゼッカー「新生気主義」
リッケルト「生命価値と文化価値」
フォスラー「言語史と文学史との関係」
イワノフ「トルストイと文化」
コーン「ハンス・フォン・マレース」
ラートブルフ「文化の概念について」
ゼッセマン「哲学体系における合理的なるものと非合理的なるもの」
メーリス「神秘主義の諸形態」
キューネマン「ヘルダー、カント、ゲーテ」
クリスティアンゼン「美的原現象」
ツィーグラー「<純粋経験の哲学>の概念について」
ノール「ドイツ的運動と観念論的体系」
ルーゲ「哲学の体系と歴史」


第3巻(1912)

マイノング「心理学擁護・心理主義論駁 ―― 普遍的価値論において」
ジンメル「心理と個人 ―― ゲーテ論より」
フリッシュアイゼン=ケーラー「哲学者としてのヴィルヘルム・ディルタイ」
カイザーリング「直観の本質と哲学におけるその役割について」
ベルンハルト「フランス精神の構造」
マリアンネ・ヴェーバー「結婚における威信と自立」
ハルトマン「体系的方法」
シュテプーン「神秘的意識の悲劇」
フォスラー「文化史と歴史」
クローナー「哲学的一元論の批判」
リッケルト「判断と判断作用」
ジンメル「ゲーテの個人主義」
エヴァルト「文化と技術」
クンツェ「ザロモン・マイモンの理論的哲学と批判主義の体系におけるその位置」
メーリス「プラトン的愛」
ロースキィ「肯定・否定判断における論理学的側面と心理学的側面」
ルーリエ「国家と戦争 ―― 社会の限界についての論理的試論」


第4巻(1913)

ヴェルフリン「絵画的なるものの概念」
トレルチ「神学と宗教哲学におけるロゴスとミュトス」
メディクス「哲学と試作」
コーン「哲学における進歩」
ドリーシュ「自然生成の規定性と予見可能性」
メッツガー「客観価値と主観価値」
ブルシェル「ハーマンについて」
ジンメル「個的法則 ―― 倫理学の原理についての試論」
マイネッケ「ドイツ世紀の祭典と帝政祭」
ナトルプ「哲学と心理学」
フォスラー「文法学の体系」
ヴァリスコ「現象理論の概要」
ヴェーバー「理解社会学のカテゴリー」
リッケルト「価値の体系」
マリアンネ・ヴェーバー「女性と客観的文化」
マルク「マールブルク学派における認識主観の理論」

第5巻(1915 )

 「レンブラント研究」ゲオルク・ジンメル(ベルリン)
「芸術哲学の可能性と対象についての6つの考察」フリードリヒ・アルフレッド・シュミット(ハイデルベルク)
「起因の概念と個的因果関係の問題」ヒューゴー・ベルクマン(プラハ)
「フィヒテの書簡」アドルフォ・ラヴァ(メッシナ)
「戦争の意味と無意味」ヨナス・コーン(フライブルク)
「古代哲学の議論における近代的問題」ブルーノバウフ(イエナ)
「芸術家の形式の問題について」パウル・シュテルン(ミュンヘン)
「罰の哲学」セルギウス・ヘッセン(ペテルスブルグ)
「芸術の哲学の研究 レンブラントについて」ゲオルク・ジンメル
「美学者としてのジョルダーノ・ブルーノ」フリッツ・メディクス(チューリヒ)
「戦争の意味」ゲオルク・メーリス(フライブルク)
「グスターフ・ヴィネッケンの教育論 叙述と批判」ヨナス・コーン(フライブルク)
「批判的論考:ゲーテ、プラトン、カント」ゲオルク・ミッシュ
「認識可能性とアプリオリなもの」ニコライ・ハルトマン(マールブルク)
「キニク主義者の心理学」オスカー・エヴァルト


第6巻(1916/17)

  「ヘブライの預言者の倫理」エルンスト・トレルチ(ベルリン)
「生の断片的性格 ―― ある形而上学の予備研究」ゲオルク・ジンメル(シュトラスブルク)
「行為の意味 ―― <主体論的>分析」フリッツ・ミュンヒ(イエナ)
「宗教的人間と宗教的天才」ゲオルグ・メーリス(フライブルグ)
「文学研究の哲学的前提」アウグスト・コバー(ベルリン)
「理念の前形式 形而上学の研究から」ゲオルク・ジンメル
「記念碑的芸術の本質」リヒャルト・ハーマン
「19世紀の哲学運動における国際的関連」ゲオルク・ミッシュ
「遠さの美学的問題」メーリス
「批判的自然概念と思弁的自然概念」ヴィクトール・フライヘル・フォン・ヴァイツッゼッカー
「法と道徳性」オットー・フォン・ギールケ
「古代教会 文化哲学的研究」エルンスト・トレルチ


第7巻(1917/18)

「美学における主観‐客観関係」ゲオルク・フォン・ルカーチ
「社会学、経済学における<価値自由>の意味」マックス・ウェーバー
「倫理学における形式の正当性と限界」ヨナス・コーン
「歴史的形成」ゲオルク・ジンメル
「ストリンドベリの歴史哲学」オットー・ブラウン
「音楽の総合的性格」ゲオルク・メーリス
「ゲーテ『ファウスト』における契約の論考」ハンス・エーエンベルク
「友情について」ジークフリート・クラカワー
「芸術作品における合法則性」ゲオルク・ジンメル
「フッサールの純粋現象学の<理念>」パウル・ナトルプ
「自然研究と哲学」フリッツ・メディクス
「ヘルダーリンとドイツ観念論」エルンスト・カッシーラー
「生の価値について」ゲオルク・メーリス


第8巻(1919/20)

 「文法的言語形式と心理学的言語形式」カール・フォスラー
「ヘルダーリンとドイツ観念論 2」エルンスト・カッシーラー
「ギリシャの価値意識の構造」ゲオルク・メーリス
「孤独の系譜学」ヘルマン・シュマーレンバッハ
「ゲオルグ・ジンメルの遺された日記から」ゲオルク・ジンメル
「ウィルヘルム・マイスターの社会的―政治的使命」グスタフ・ラードブルッフ
「知識・意欲・信仰」エーリヒ・フランク
「詩作と世界観」アンナ・トゥマルキン
「ソクラテス」オイゲン・キューネマン
「個体と言語」カール・フォスラー
「カントとクライスト」ヘルムート・ファルケンフェルト


第9巻(1921)

「世界観の心理学と価値の哲学」ハインリヒ・リッケルト
「ギリシャ彫刻の基礎づけ」エルンスト・ベルンハルト
「尊敬の本質」ヴィルヘルム・ザウワー
「美学的領域」ヘルマン・グロックナー
序言
「シュペングラー『西洋の没落』における哲学」カール・ヨエル
「歴史に対するギリシャ人の態度」エドヴァルト・シュヴァルツ
「シュペングラー『西洋の没落』のエジプト学的批判」ヴィルヘルム・シュピ−ゲルバーク
「古代芸術の形態学」ルートヴィヒ・クルティウス
「数学および音楽とギリシャ精神」エーリッヒ・フランク
「オズワルド・シュペングラーの『西洋の没落』」エドムント・メッツガー
「シュペングラーの『西洋の没落』における音楽史」グスタフ・ベッキング
「ゲオルグ・ジンメル」ジークフリート・クラカワー
「役者の哲学」ゲオルグ・ジンメル
「ライプニッツの世界観の蘇生」ディートリヒ・マーンケ


第10巻(1921/22)

「愛についての断片 ―― ジンメルの遺稿から」
「装飾的なもの ―― 美学的問題」グロックナー
「ゲーテ『ファウスト』における賭」リッケルト
「反駁:新カント主義と法学の凋落」ヴィルヘルム・ザウワー 
「価値の認識と肯定の優越性」ヨナス・コーン
「ラスクの哲学の論理」フリードリヒ・クライス
「イタリアとドイツの形式感情」ハインリヒ・ヴェルフリン
「W・フォン・フンボルトの言語哲学の人文主義の諸問題に対する意義」ユリウス・シュテンツェル
「フィヒテと民族」ユリウス・ビンダー
「相対性の議論の現代的状況 批判的研究」ハンス・ライヘンバッハ


第11巻(1922/23)

「自由について ―― ゲオルグ・ジンメルの遺稿からの断章」
「個人と社会との関係」ゲオルク・メーリス
「フランス文化における社会的諸権力」エルンスト・ベルンハルト
「法哲学者としてのオットー・フォン・ギールケ」ゲオルク・ギュルヴィッチ
「思想家としてのラーテナウ」ジークフリート・マルク
「<唯美主義> ―― 学として可能な将来の美学のためのプロレゴメナ」ヘルマン・グロックナー
「ライナー・マリア・リルケにおける神秘的宗教性の詩的表現」アウグスト・ファウスト
「神と国家」ハンス・ケルゼン
「法経験の概念」フリッツ・ザンダー
「ウィーン法哲学学派」フリッツ・シュライアー
「超越論的方法論の基礎づけ」グスタ・クニッターマイアー=ゲッテ

第12巻(1923/24)

  「芸術と感情」オットー・ベーンシュ
「超越論的主観 超越論哲学的素描」ブルーノ・バウフ
「心理学の根本的問いについて」ヨナス・コーン
「ゲーテの人生の転換点としてのイタリア旅行」パウル・ヘンゼル
「エミール・ラスクの価値体系」(彼の遺稿の叙述の試み)オイゲン・ヘリゲル
「歴史と哲学」リヒャルト・クローナー
「哲学とその歴史における時間と超時間的なものについて」フリッツ・メディクス
「神秘主義の概念」ゲオルグ・メーリス
「リッケルトの体系」エドヴァルト・シュプランガー
「フィヒテの現代的意義」ユリアス・ビンダー
「哲学の方法と直接的なもの ―― 一つの問題提起」ハインリヒ・リッケルト
「民族音楽史の問題」グスタフ・ベッキング
「学の生命とギリシャ哲学」ハインリヒ・リッケルト
「ニコライ・ハルトマン『認識形而上学』について」ハンス=ゲオルク・ガダマー
「精神の問題性」マルティン・フクス


第13巻(1924/25)

「東洋の神秘主義と西洋の神秘主義」ルドルフ・オットー
「論理的境界例と例外について」J.フォン・クリース
「現代の美学的試みに対するFr.Th.フィッシャーの美学の意義」ヘルマン・グロックナー
「直観と思考 ―― リッケルトの異他定立な思考原理の批判的考察」リヒャルト・クローナー
「心的共同体としての言語共同体」カール・フォスラー
「アロイス・リール」ハインリッヒ・リッケルト
「パウル・ナトルプと宗教哲学の問題」ハンス・プラーガー
「社会の分肢秩序における優位と構造変化」オトマール・シュパン
「神秘主義の領域」ゲオルグ・メーリス
「フリードリヒ・ニーチェをたたえる」ヴィターリス・ノルシュトレーム
「倫理学の問題」マルティン・フクス
「ヘーゲル主義の歴史における危機と変遷 ―― 今後の叙述へむけてのプロレゴメナ」ヘルマン・グロックナー
「近代の宗教的精神の構造」ゲオルク・ピック


第14巻(1925)

「ファウスト的性格の統一性 ゲーテ『ファウスト』研究」ハインリヒ・リッケルト
「国家の倫理的意義」エリッヒ・マルティン・マルクス
「哲学の始源について」ハインリヒ・リッケルト
「ジョヴァンニ・ジェンティーレの行為的観念論」サミュエル・アドリアヌス・ヴァン・ルンターン
「モンテーニュの懐疑」エルンスト・ホフマン
「ニーチェの国家理解」ユリウス・ビンダー
「ロベルト・フィッシャーと19世紀末の精神科学の危機 ―― 非合理性の問題の歴史への寄与」ヘルマン・グロックナー
「連盟国家における哲学文献の報告」ホラーチェ・L.・フリース  
 


第15巻(1926)

「トマスかヘーゲルか ―― <客観への転換>の意味に関して」エーリヒ・プリュジワラ
「現代哲学における弁証法的思惟」ジークフリート・マルク
「ロベルト・フィッシャーと1870年以降の精神科学の機器 ―― 非合理主義問題の歴史に関する考察」ヘルマン・グロックナー
「演劇の三概念」カール・フォスラー
「描写芸術の象徴としての役者と人形」ヴィルヘルム・ティーレ
「道徳と諸道徳」エルンスト・アスター
「ロゴスとプシュケー」ブルーノ・バウフ
「体験・現実・非現実」ヨナス・コーン
「マックス・ヴェーバーと科学への態度」ハインリヒ・リッケルト
「理念の問題 ―― バウフの著作<理念>を契機とした分析的考察」リヒャルト・ヘーニクスヴァルト
「現代哲学の基準線」ベネデット・クローチェ
「価値の場所について ―― 価値問題の一研究」ヨハネス・ティッセン
「フィヒテの具体的倫理学 ―― 現代の超越論主義の光の下で」ニコライ・ロースキィ
「<可能法>の理論について ―― ケルゼンの<普遍的国家論>への応答」フリッツ・シュライアー

第16巻(1927)

「法と法の現実」フェリクス・ホルダック
「ゲートと悲劇的なもの」クリスティアン・ヤネツキー
「文化の生と魂の生」リヒャルト・クローナー
「ドイツ・ロマン主義と歴史哲学」フェードル・シュテプーン
「人格の理念の克服」パウル・ティリッヒ
「近代英国哲学の報告」クロード・サットン
「スペイン・ルネサンスは存在するか」ヴィクトル・クレンペラー
「叡知的世界の認識と形而上学の問題」ハインリヒ・リッケルト
「法の現実」カール・ローレンツ
「ニコライ・ハルトマンの倫理学について ―― 批判的共同作業」ヨナス・コーン
「ファウスト ―― 悲劇の理念と計画」ハインリヒ・ゲルラント
「隣人の概念 ―― 社会哲学と社会教育学の根本概念」アウグスト・ファウスト
「魂概念の成立」ヘルマン・シュマーレンバッハ
「ロゴスと技術の神話」パウル・ティリッヒ

第17巻(1928)

「フリードリヒ・シュレーゲルと<文献学の哲学>」ヨゼフ・ケルナー
「倫理的意識の現象学 ―― 倫理学の予備問題」ブルーノ・バウフ
「シュマーレンバッハの『ライプニッツ』と哲学史的方法」エルンスト・アスター
「ロマン主義的回心」アルフレッド・マルティン
「認識と存在」S・フランク 「概念の概念」ゲオルク・メーリス
「現代哲学の問題としての美的自立性」ヘルムート・クーン
「フォイエルバッハと古典ドイツ哲学の終焉」カール・レーヴィット
「スピノザにおける価値直観の構造的同一性と国家理解」エルンスト・コーン=ブラムシュテット

第18巻(1929)

「法概念の理論」ユリウス・ビンダー
「叡知的価値の認識と形而上学の問題」ハインリヒ・リッケルト
「シェイクスピアのリア王 ―― 家族の哲学の観点からの解釈」ハンス・プラーガー
「文学史の根本概念」ヘルマン・カントロヴィッチ
「偉大なる国家的人物の世界観における詩作」パーシー・ゴーテイン
「個人のヴェーダンダにおける意識の現象学」ルドルフ・オットー
「理想主義的・改革主義的自由思想」クルト・レーゼ
「ロゴスとプシュケーの関係 ―― 美の理念に関する考察」J. G. グライナー
「認識と存在(2) ―― 概念的認識のメタ論理学的基礎」S.フランク
「概念の表象と基礎づけの機能」ロバート・シンチンガー
「真理の基礎と本質」ゲオルク・メーリス
「ガリレイ物理学の展開と、アリストテレスの自然学的体系との関係」ゼルギウス・ヘッセン
「世界文学とヨーロッパ文学」ヴィクトル・クレンペラー
「システム哲学か、生の哲学か?」オスカー・エヴァルト

第19巻(1930)

「哲学的言語論への入門」J・ヘッシング
「結婚」J. G・ワッティェス
「自由の<存在>」B・ウィゲルスマ
「第二の自然としての習慣」W. L・ティーメ
「所有と財産」S. A. van ルンテレン
「実定法の概念」B. M・テルダース
「判断理論」H. G・テン・ブルッゲンケイト
「思想家としてのトルストイ」ゼルギウス・ヘッセン
「ゲーテの<根源語 ―― オルフェウス的> ―― 一解釈」ヨハネス・ホフマイスター
「精神的可能性の体系としての精神史 ―― 文化科学におけるスタイルの分類理論」ヘルマン・ベーンケン
「範疇の体系について」ハンス・ピヒラー
「現実への謙遜と事物の神秘」ヴァルター・レーム
「マックス・ヴェーバーの倫理的批判主義と形而上学の問題」エリック・ヴォルフ
「現代倫理学の方法論の主要問題 ―― 『カントから現代まで』」ダーフィット・バウムガルト

第20巻(1931)

「自然に従う生の倫理」H. von アルニム
「形而上学的真理の源泉:レオ・シェストフ
「シュテファン・ゲオルゲ ―― 新たな帝国」エディット・ラントマン
「ヘーゲルの主観的精神の哲学への最初の試み ―― ファクシミリ付」ヨハネス・ホフマイスター
「ヘーゲル・ルネサンスと新ヘーゲル主義」ヘルマン・グロックナー
「ヘーゲルの意志の弁証法と法的人格の問題」カール・ラレンツ
「へーベルにおける体系と歴史」リヒャルト・クローナー
「ハーマンとヘーゲル ―― 弁証法と実存の関係について」ケーテ・ナドラー
「ギュンター・ホルシュタイン」ヴァルター・ショーネフェルト
「現代観念論における自然概念」ジョヴァンニ・ジェンティーレ
「誤謬」ベルナルディーノ・ヴァリスコ
「自己意識一般としての精神活動の基本特性」A・カルリーニ
「個人化の概念と道徳的問題」アウグスト・グッツォ
「ヘーゲルから今日に至るまでの思想史における自然科学と哲学の関係」ウーゴ・スピリト
「確実性問題における三段階」J・エヴォラ
「分析論理の歴史」グイド・カロゲーレ

第21巻(1932)

「ハイデガーのカント解釈 ―― 『カントと形而上学の問題』について」ハインリヒ・レヴィ
「ロシアの歴史哲学とドイツ精神」ルドルフ・シュターデルマン
「無と世界 ―― ジャン・パウルにおける形而上学の問題」ギュンター・ヤコブ
「哲学の体系に関する諸テーゼ」ハインリヒ・リッケルト
「造形芸術の作品の記述と内容解釈の問題」エルヴィン・パノフスキー
「キューネマンの『ゲーテ』」ヘルマン・グロックナー
「物か対象か」ヨゼフ・ミュンツフーバー
「二律背反再び」ゲオルゲ・レベック
「弁証法的実在論」チャールズ・M・ペリー
「数学と感覚 ―― ホワイトヘッド批判の資料」エドガー・ウィント
「合衆国における<新実在論>」グスタフ・ミュラー

第22巻(1933)

「芸術と可能性 ―― 芸術的なるものの範疇」リヒャルト・ハーマン
「科学的哲学と世界観」ハインリヒ・リッケルト
「ゲーテの精神世界」ブルーノ・バウフ
「正統的国家」ユリウス・ビンダー
「歴史・国家・現在」フリードリヒ・マイネッケ
「良心と国家における個人性」エドヴァルト・シュプランガー
「純粋主義的芸術批判と断片的芸術批判」カール・フォスラー
「『芸術史の根本概念』書評」ハインリヒ・ヴェルフリン
「哲学的自己意識の由来」ゲルハルト・クリューガー
「ヘーゲルの歴史哲学における運命の理念」クルト・プラハテ
「教育学における価値と現実性」フリードリヒ・グレーザー

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